映画『0円キッチン』

こんにちは!イーエムジャパンネット通販店長の高橋です。
先週、逗子のシネマアミーゴで『0円キッチン』観て来ました!

『0円キッチン』とはジャーナリストで“食料救出人”のダーヴィドが
食料廃棄をなくすため、 廃油で走るキッチン・カーでヨーロッパ5ヶ国を巡り、
廃棄食材救出&クッキングパフォーマンスの旅に出る
エンターテイメント・ロードムービーのタイトル(原題:WASTECOOKING)なんです。

世界で生産される食料の3分の1は食べられることなく廃棄されている。
その重さは世界で毎年13億トン。
おーーーっ、なんと、もったいない!
「捨てられてしまう食材を救い出し、おいしい料理に変身させよう!」
と考えたのが、この映画の主役兼監督、
オーストリア人のダーヴィド・グロス(David Gross)

彼は、植物油(揚げ物の廃油)で走れるように自ら改造した車に、
ゴミ箱でつくった特製キッチンを取り付け、1週間のうち、5日間は
すてられた食材だけで、料理したものだけを食べて、
ヨーロッパ5カ国のゴミ箱にダイブしながら旅を続けています。

David Gross in den Niederlanden.

David Gross in den Niederlanden.

『0円キッチン』で映し出されているダーヴィドの活動や取材は、
その名の通り、食材費「0(ゼロ)」で、
ちょっとびっくり、でもワクワクするようなアイディアばかり。

スーパーのゴミ箱にダイブし、
捨てられていたリンゴを使って、
その場でコンポート(ジャム)づくり。

EU欧州議会の食堂で、総料理長とともに、
余り食材を使ってゲリラ料理。
議員や職員たちに振る舞いながら、突撃インタビュー。

グルメシェフとともに、一般人の家を突撃訪問し、
冷蔵庫で眠っている、いや、捨てられるであろう食材や
賞味期限切れの食材を回収し、クッキング!
そして、捨てるものも、こんなに美味しい料理に大変身したよ!と
みんなに振舞うのです!!

David Gross mit dem Wastemobil und der Wasteküche

David Gross mit dem Wastemobil und der Wasteküche

「楽しくないと廃棄食材を減らす真意は伝わらない。」
これは、映画『0円キッチン』のなかで、ジャーナリストでもある、
監督ダーヴィドがいつも言っている言葉!
この映画全体に通底しているコンセプトでもあるんです。

そして、映画のなかで映し出されている様々な問題は、
日本でも共通するものばかり。
そう!日本では約1,700万トンもの食料が廃棄されており、
このうち、まだ食べられるのに棄てられているもの、
いわゆる「フードロス」は、500〜800万トンにのぼるそうです。

世界の栄養不足人口は8億7千万人、世界の8人に1人が栄養不足ということ。
こうした栄養不足の人たちに必要な食料援助量は世界全体で約400万トン!
ということは・・・
日本の廃棄食材(まだ食べれるけど、捨てられる食料)の半分で、
世界の栄養不足の人たちが救えるというわけ?

賞味期限にはずっと疑問をもっていたし、
もったいないと思っていたので、・・・
ダーヴィドの活動には、とても共感しました。
とにかく、『0円キッチン』見てみてください!

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▼映画『0円キッチン』原題:WASTECOOKING

監督:ダーヴィド・グロス、ゲオルク・ミッシュ
脚本:ダーヴィド・グロス
撮影監督:ダニエル・サメール
編集:マレク・クラロフスキー
音楽:ジム・ハワード
制作:ミスチフ・フィルムズ
制作協力:SWR/ARTE、ORF
プロデューサー:ラルフ・ヴィザー
配給:ユナイテッドピープル
2015年/オーストリア/81分

▼ダーヴィド・グロス(David Gross)プロフィール
1978年オーストリア、ザルツブルグ生まれ。
ウィーン大学でコミュニケーション科学と演劇学を、
ドナウ大学クレムスでジャーナリズムを学び2003年に卒業。
以後、ジャーナリスト・ドキュメンタリー映画監督として活動中。

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