比嘉教授、タイ・ナレスアン大学名誉博士号を受賞

2019年1月25日、EM開発者:比嘉照夫教授が、タイ・ナレスアン大学名誉博士号を受賞されました。タイでの長年に渡る、持続可能な農業と環境保護および健康のための研究に長年貢献してきたとして、EMの農業バイオ技術が認められたもので、マハー・チャクリ・シリントーン王女より、授与されました。

2019年1月25日、タイ・ナレスアン大学名誉博士号を受賞時の比嘉教授

式典の主宰者を務めたマハー・チャクリ・シリントーン王女と比嘉教授が対面するのは、今回が三度目。一度目の対面は、1989年にコンケン大学で開催されたEMと自然農法国際会議にて、二度目は、2013年に比嘉教授がラジャマンガラ工科大学で持続可能なエネルギーと環境における名誉博士号を受賞した時でした。

2013年11月4日、王女より、タイ・ラジャマンガラ工科大博士号を授与される比嘉教授

2013年11月4日、比嘉教授は、外国人として初めて、ラジャマンガラ工科大学で持続可能なエネルギーと環境における名誉博士号を受賞しました。その時も、国王名代のシリントーン王女が点火式を行い、5人のお坊さんたちによる成就の祈りの続く中、比嘉教授が王女から学位記を授与されました。

タイ国にEMが導入されたのが1986年10月で、王室がリードする有機農業の推進のために始まりました。最初の名誉博士号の授与のきっかけとなったのは2011年10~11月に起こったタイの歴史的(1000年に1度)大洪水後のEMによる衛生対策です。EMが活用されることになり、タイ国政府からEM研究機構にEMの供給の依頼があり、EMによる洪水汚染の浄化活動が本格化しました。

EMの活用は政府だけでなく、タイ国経団連、タイ国仏教協会や福祉協議会などのさまざまな団体も政府と連動しながら、進められ、大洪水(2011年)でのEM活動出陣式では軍、環境省、社会開発省が参加した国家プロジェクトでした。比嘉教授は、この功績が認められ、ラジャマンガラ工科大学で持続可能なエネルギーと環境における名誉博士号を受賞したのです。

タイ国では年間1000トン内外のEMが製造されていますが、その量は日本の10倍、その大半が農業や農村の生活圏と、ごみ処理や水質浄化などの環境分野で活用されています。

今回の再びの受賞は、タイでの長年に渡る、持続可能な農業と環境保護および健康のための研究に長年貢献してきたと、EMの農業バイオ技術が認められたものによるものです。おめでとうございました。

世界のEM活用事例<一覧>
タイでAPNAN(アジア太平洋自然農業ネットワーク)会議が開催
タイ国の洪水後の衛生対策に国策として活用されたEM
タイ国ラジャマンガラ工科大学名誉博士号授与
EMによる自然農法の実践(タイ)